Russia-10:2001.7.29〜2001.8.5
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8月3日(6日目) ピョートル大帝の夏の宮殿〜
ピョートル大帝 夏の宮殿 サンクトペテルブルグから南西に約29kmのところに位置し、フィンランド湾に面しています。1712年にペテルブルグに首都を移したピョートル大帝が、同時代の専制君主であったフランスのルイ14世の建設したベルサイユ宮殿を意識して造ったと言われています。フィンランド湾からだんだん高くなるテラス状の地形を利用して公園(庭園)と宮殿が造られ、噴水と彫像が造られました。「下の公園」と「上の宮殿」からなり、その総面積は1000ヘクタールという広大なものです。 ![]()
第2のテラスから下の公園を眺める
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中心の公園は、フィンランド湾と接する「下の公園」で幅500mの平地に美しい並木道と噴水、小さな宮殿が設けられています。
第2のテラスは海抜18m、幅5mで、下の公園を見下ろす橋端に大宮殿が建てられています。宮殿の裏側が「上の公園」と言われているところです。公園の中に140もある噴水の水は、第3のテラスと言われる、バービゴーンの丘(海抜100m)の水源を利用しています。
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下の公園から大宮殿を眺める
この海抜差だけを利用して、噴水の水を吹き上げているそうです。宮殿前、「下の公園」最大の噴水の高さは、なんと20m以上とか・・・。
宮殿前の大滝とそれを飾る64の噴水に、金色に輝く数々の像。一斉に天に吹き上げられる噴水と大宮殿の姿は、夏の宮殿のハイライトです!
撮影のベストポジションには・・・、観光客向けのモデルさんがいました(^^ゞ
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「下の公園」には、その他にも「いたずらの噴水」や「傘の噴水」と名付けられている面白い噴水がある。
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こちらは「上の公園」にあたる所、「下の公園」とはうってかわって・・・、落ち着いた雰囲気をかもしだしていました。悪く言えば・・・、地味な感じでしたねぇ・・・。
宮殿内最大の建築物は、ピョートルの離宮、夏の宮殿と呼ばれる大宮殿。宮殿内部には「二層窓の広場」、「中国のキャビン」、「ピョートルT世の部屋」、「柱の部屋」などで、内部装飾と調度品の数々を拝見することができました。
宮殿の見学を終え、再びサンクト・ペテルブルグの中心地にバスで移動しました。いよいよ、この旅行のメインである「エルミタージュ美術館」の見学です。